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給与計算.jp - 給与計算代行・アウトソーシングトップ > 「給与計算」関連の注目ニュース > マレーシア 最低賃金、次回見直しは18年に実施＝政府

マレーシア人的資源省のイスマイル・アブド・ムッタリブ副大臣は5日開かれた国会下院で、2018年に次回の最低賃金見直しを実施する予定だと明らかにした。既に決定している今年7月からの引き上げは予定通り実施するとあらためて強調した。ニュー・ストレーツ・タイムズ（電子版）が伝えた。

国家賃金委員会が、11年国家賃金諮問評議会（NWCC）法に基づき検討する。同副大臣は、「改定額は生活コストの上昇や失業率、雇用者の許容能力など多方面を考慮して検討される」と説明した。

マレーシア政府は13年に初めて最低賃金制度を導入。今年7月から初めての改定に踏み切り、マレー半島部は現行の900リンギ（約2万5,310万円）から1,000リンギ、東マレーシア（サバ、サラワク両州、連邦直轄区ラブアン）が800リンギから920リンギとなる。同副大臣は、これについて「予定通り7月1日からスタートする」と述べた。

13年以降、最低賃金未払いの違反で取り締まり対象となった企業は15年末までに1,172社。初回の違反で1万リンギ、2回目以降は1日当たり1,000リンギの罰金が科されることになっている。

 

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（The Daily NNA労務・人事・安全ニュース http://news.nna.jp/ ／4月6日号より転載）