中国 上海の最低賃金、4月から2020元に引き上げ
[2015.03.31]
上海市人事社会保障局は30日、4月1日から同市の最低賃金基準を月額2,020元(約3万9,000円)に引き上げると発表した。引き上げ幅は現行の1,820元から11%で、最低賃金としては深セン市の月額2,030元に次ぐ全国2位の水準となる。
30日付新浪財経によると、上海市は最低賃金基準を1993年から毎年引き上げており、今年で22回目。上海市の最低賃金は社会保険費と住宅積立金を含まない。最低時給も現行の17元から18元に引き上げる。
上海市は同時に4月1月から失業保険や労災保険、医療保険など社会保険の支給額も引き上げる。このうち失業保険は現行から190元上乗せするほか、医療保険の最高支給額を現行から3万元引き上げて39万元とする。
詳細は上海市人事社会保障局のウェブサイトで確認できる。
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(The Daily NNA労務・人事・安全ニュース http://news.nna.jp/ /3月31日号より転載)